-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2006-03-31 23:20 | カテゴリ:遺伝子疾患-SA,ブロート
ジャンル:ペット テーマ:ペットの健康・病気・怪我
スタンダードプードル スカイ
スカイは成犬になってから、さまざまな事情により
我が家の犬になりました。
かつてショードッグとして活躍し、チャンピオンも完成したスカイ。
スカイは3つのリターのお父さんです。

しかし、スカイのブリーダーはスカイを繁殖し続けることは
諦めたのです。

以下、ブリーダーが話してくれたこと。ちょっと長いけれど読んでくださいね。^^
*********************************************************

スカイはチャンピオン。スカイの同胎犬もチャンピオン。
この兄弟犬が父親となったリターの1匹に
SA(Sebaceous Adenitis = 脂腺炎)が発症したのがことの始まりです。

この繁殖をしたのは、当時ブリーダーの家に住み込みで
働いていたハンドラー。
犬の遺伝的な問題や健康にはとても厳しい人です。

スカイもこの兄弟犬もSAの検査結果はノーマルです。
オス犬のラインにもメス犬のラインにも問題がないと
確信して繁殖に臨んでいます。

ブリーダーとハンドラーは自分や親しい仲間の犬は
検査結果以外にも判断材料がありますが、面識がない
犬舎の犬については、犬のオーナーの言葉を信じ、
検査結果を頼るのみです。

彼らにとって不透明だったのは、スカイの父犬でした。
この犬は検査結果はノーマルだったけれども、
実際この血を分けている犬たちは100%大丈夫なのか?

スカイとその兄弟犬には異常は発見されなかったものの、
結果としてこのライン(スカイとその兄弟犬とその子孫達)は
2世代まるごとブリーディングプログラムから排除されることになりました。

コントロールできる範囲であるうちに手を打ったわけです。

*********************************************************

SA は遺伝により子孫に受け継がれる病気であることは
分かってきていますが、その遺伝形態は
完全には解明されていません。

このため DNA レベルでの判定もできません。
現在 SA の検査はパンチ部分の皮膚生検です。
パンチ部の脂腺に異常がでていなければ「ノーマル」と判断されます。

いったん「ノーマル」と判断されても次の定期検査で
発症またはサブクリニカルへと転じるケース、サブクリニカルと
判断された後発症する/発症しないケースとさまざまです。

現在繁殖に使われている犬は、定期的に皮膚生検をし、
パンチ部分に異常がでていないことを
確認しながら繁殖に使われています。

スカイの父犬は今でもスタッドとして健在です。
もちろん、全ての検査もクリアしています。

*********************************************************

彼女はまた、彼女が繁殖し育てた7カ国チャンピオンも
最近虚勢しました。仔犬の1頭に SA が発症したのでした。

ブリーダーの言葉です。

「たった一頭の疑がわしい犬が
犬種に与えうるダメージを理解していれば、
その犬を使いつづけることはできない。
たとえ、どんなに素晴らしい犬であっても。。。」


*********************************************************

以上、ブリーダーが私達に話してくれたことです。
私たちに情報を受け止められるだけの知識と、
彼女と私達の間での信用がなければ
話してもらえなかったことだと思います。


一つの犬種から一つの病気を排除するのは簡単ではない。
これに対して真剣に取り組めない人は、
自分の犬は愛しているのでしょうけど、
その犬種は愛していないのだと私は思います。


(2002年8月、2006年3月改定)


参考サイト: SAについて(Phoebe's Poodle Freak World)
(SAについて詳述されています。他の遺伝性疾患ついても是非ご覧ください。)

いつも訪問ありがとうございます!応援クリックよろしくです。↓
にほんブログ村 犬ブログ スタンダードプードルへ にほんブログ村
人気ブログランキングへ 人気ブログランキング
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。